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「患者さんが来ない・・・」を回避!歯科開業で狙うべき立地の3つの条件

集患できる立地はココ!理想と現実から導く成功しやすい場所選び!

「歯科医院を開業するぞ!」と決意した先生にとって、頭を悩ませる大きな問題の一つが「開業立地」ではないでしょうか。

どこで開業するかによって、集患、つまり患者さんの数に大きな差が出るため、できるだけ良い場所を選びたいと考えるのは当然です。

しかし、「集客が良い立地」と「実際に開業して成功しやすい立地」は、必ずしもイコールではありません。
この記事では、歯科医院の開業立地について、理想と現実、そして成功に繋がりやすい場所選びのポイントを解説します。

「集客が良い立地」の理想と難しさ

一般的に、集客の良い立地とは、できるだけ多くの人が通り、歯科医院の存在に気づいてもらいやすい場所です。
具体的には、通勤・通学で多くの人が利用する鉄道駅を起点とした駅前の通りなどが挙げられます。
駅もより多くの人が集まるターミナル駅であるほど、利便性が高く遠方からの来院も期待できるでしょう 。

このように考えると、ターミナル駅の駅ビルに入っている歯科医院が最高の条件のように思えます。
しかし、現実はそう単純ではありません。

確かに集客力は高いかもしれませんが、そういった場所は家賃が非常に高額になる傾向があります。
東京であれば、通常の広さでも家賃が100万円を超えることも珍しくありません。
これでは、よほどの売上がなければ経営を軌道に乗せるのは困難です。
さらに、ライバルとなる歯科医院も多数存在するため、厳しい競争に打ち勝つためのノウハウも必要になります。

また、規模の大きな駅ビルなどでは、他の商業施設に比べて歯科医院の規模は小さく埋もれてしまう恐れもあります。
圧倒的な資金力で大々的な宣伝を行い、大規模な歯科医院を展開しない限り太刀打ちするのは難しいかもしれません。

歯科開業におすすめの場所とは?

では、実際にどのような場所が歯科開業におすすめなのでしょうか。それは、ターミナル駅から電車で数駅離れた「郊外の物件」です。

郊外の駅周辺は、多くの働く人々が生活しているエリアでありながら、都心に比べて以下のようなメリットがあります。

  • 家賃が比較的安い
  • 多くの人が住んでいる(潜在患者数が多い)
  • ライバル歯科医院がターミナル駅周辺より少ない

このような郊外の駅から、できるだけ駅近の物件を探すのが望ましいでしょう。

物件の「階数」も重要なポイント

さらに、物件の階数も視認性に大きく影響します。
1階と2階以上では、患者さんの目に触れる機会が全く異なります。
2階以上の物件は、初めて来院する患者さんにとって心理的なハードルが高くなかなか足を運んでもらえないことが多いのです。

ただし、駅前ロータリーに面している場合や、駅から徒歩1分の駅ビルなど、視認性が極めて高い場合は2階以上でも問題ないケースもあります。
しかし、駅から10分程度歩くような物件であれば、1階での開業をおすすめします 。

まとめ

バランスを見極め、戦略的な立地選定を

歯科医院の開業立地は、集患を左右する非常に重要な要素です。
多くの人が行き交う都心の駅ビルは魅力的ですが、高額な家賃や激しい競争といった現実も考慮しなければなりません。

むしろ、家賃が比較的抑えられ、多くの住民が生活し、ライバルも少ない「郊外の駅近・1階物件」が、歯科医院の開業には適していると言えるでしょう。
もちろん、これはあくまで一般的な傾向です。
最終的には、ご自身の診療スタイルやターゲットとする患者層、そして何よりも綿密な診療圏調査に基づいて、最適な場所を見つけ出すことが重要です。
焦らず、じっくりと情報を集め、戦略的な立地選定を行いましょう。

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